みなさんこんにちは。OKOMEです。
この度2018年10月1日は東京証券取引所の念願がかなった日になります。
それが株の売買単位が100に統一されたこと。
どうでもいいようですが、意外と重要。株価が上がるかもしれません。
一緒に見ていきましょう。
この記事の内容
売買単位ってなんだ?
そもそも売買単位について簡単におさらい。
まずいわゆる株価っていうやつはすべて1株あたり1000円みたいな感じで、
1株ごとの値段が決められています。
ですが売買単位がその株の会社が決めることができて、100株ごととかある程度まとまった数で買う必要があるのです。
これは日本特有のもので、アメリカでは1株ずつ買うことができます。
例えばサイバーエージェントでは100株、日立製作所では1000株ごとに買う必要があったんですね。
100株に統一し10分の1の値段で買えるものも。
それがこの度100株に統一されました。
実際の株価は変わってないのですが100株に統一されたことで、もともと売買単位が1000株の会社は株が買いやすくなりました。
1000円の株価でも1000株ごとにしか買えなかったので100万円必要だったのが、10月1日から100株ごとで買えるようになったので10万円で済むようになりました。
銘柄ごとに単元が違うと投資家が間違える可能性があるので、今回は統一したのです。
ほかにメリットとして
10分の1の値段で気軽に買えるようになった銘柄があるのです。
単元が100株になると株価が上がる!?
100株に統一すると株価が上がる可能性があります。
JTでは株価が2倍に!
JTは2012年7月に売買単位を1000株から100株にしました。1株を200株にする株式分割も同時です。
下のグラフで言うと▼の時点ですね。
分割してから一気に上昇しているのがわかります。若干ラグがあるのは、会社の業績が良くなったとかじゃないからです。
でも買いたいと思ったら買えるような人が増えたわけです。10分の1の価格で買えるようになったので、「JTの株買いたいけどちょっと高いな…」となってた人が増えます。
需要が増えるので、株価が上がります。
JTはタバコ産業ですが嫌煙ムードもあって株価が上がるような要素って薄いんですよね。売買単位が100株になったので買いやすくなったからと考えられます。
楽天では株価が3倍に!
楽天も同じく2012年7月に単元を100株にしています。1株を100株にする株式分割も同時です。
下のグラフで言うと▼の時点ですね。
100株にしてから上昇しているのがわかります。
今回はどの会社の株の単元が100になったの?
今回100株になった会社は数が多いのでその中でも有名な企業を選んだので、どの会社が100株で買えるようになったのか一緒に見ていきましょう。
・プリマハム
・はごろもフーズ
・永谷園
・カネカ
・日立製作所
・東芝
・凸版印刷
・京葉銀行
このあたりが有名どころだと思います。
特に食品、メーカーあたりは買いやすくなったので、株価が上がる企業も出てくると思います。
今回単元が100株になったすべての会社を確認するにはこちら