IPOで儲けるために!誰でもできるIPOの見分け方3選

IPOは儲かる確率が非常に高く、おすすめの投資方法。

しかしいくら高いとは言っても、損する確率は当然あります。

この記事ではIPOで確実に儲けるための方法3つについて、一緒に見ていきましょう。

IPOの見分け方その1、ジャスダック、マザーズ上場

儲かるIPOはすべてジャスダック、もしくはマザーズに上場しています。

ジャスダックって?
東京証券取引所にある、ベンチャー企業向けの市場。ジャスダックでは時価総額に関して特に規定がなく、「信頼性」、「革新性」、「地域・国際性」の3つが重要視される。
マザーズって?
東京証券取引所にある、ベンチャー企業向けの市場。上場するためには時価総額が10億円以上必要であったり、マザーズに上場してある程度時間が経つと、自動で二部に上場できたりする。

その原因は、売り出す株の数

ジャスダック、マザーズに上場するには株主が200人以上必要です。一方で東証一部に上場するには2200人、二部に上場するには800人以上が必要なのです。

株というのは売りたい人が少なければ少ないほど、ほしい人が多ければ多いほど株価が上がります。

東証一部、二部に上場する会社はその株を持っている人が多いため、必然的に売りたい人の数も多くなります。そのため株価が上がりにくいのです。

一方でマザーズジャスダックでは、その株を持っている人が少なく売りたい人も少ないです。そのため株価が上がりやすくなります。

実際に去年2018年で、一部、二部に上場したのは12社。しかしそのうち半分となる6社の初値が公募価格を下回っています

IPOの見分け方その2、同じ日に上場する会社がない

儲かるIPOはすべて、同じ日に上場する会社がありません

その原因は、ほしい人の数が割れること。

同じ日に2社上場する場合、魅力的な株と魅力的じゃない株なら当然魅力的な株を買いますよね。

株というのは売りたい人が少なければ少ないほど、ほしい人が多ければ多いほど株価が上がります。

同じ日に上場すると魅力的なほうにほしい人が集中し、株価が上がります。一方で魅力的でないほうにほしい人が少なくなります。

2018年のうち、上場した企業が同じ日2社以上あるのは21日。そのうち3分の1となる7日は同じ日に上場した企業のうちどれかが公募価格を下回っています

IPOの見分け方その3、業種自体が今後成長しそう

儲かるIPOはすべて、業種自体が今後成長しそうです。

その原因は、今後の株価の上昇が期待できるかどうか

株価が上がる根本的な理由は会社が利益を増やし、どんとん成長していくからです。

反対に言えば今後成長しそうではない業種の会社は株価が下がっていく可能性が高いわけですから、誰も買いたがらないですよね。

2018年で初値が公募価格を下回った会社の中には、金属加工や不動産など、今後の大きな成長はあまり期待できそうにない業種も多かったです。

本当にこれだけでいいの!?過去のIPOを使って確認してみよう!

先ほど紹介した以下の3つを守れば本当に利益が出るのか。2018年のIPOを使って確認してみましょう。

儲かるIPOの条件!!
  • ジャスダック、マザーズ上場
  • 同じ日に上場する会社がない
  • 業種自体が今後成長しそう
2018年儲からなかったIPO10社
会社名 同日上場 上場先 業種の成長性 初値
(公募価格)
信和 ×
(二部)

(金属)
1106円
(1150円)
キュービーネット
ホールディングス
×
(1社)
×
(一部)
×
(理髪店)
2115円
(2250円)
ナルミヤ・
インターナショナル
×
(1社)
×
(二部)
×
(服)
1501円
(1560円)
SBIインシュア
ランスグループ
×
(1社)

(マザーズ)
×
(保険)
2160円
(2160円)
ワールド ×
(1社)
×
(一部)
×
(服)
1501円
(1560円)
Delta-FlyPharma ×
(1社)

(マザーズ)
×
(製薬)
4385円
(4770円)
アルテリア
ネットワークス
×
(一部)

(ネット通信)
1190円
(1250円)
ソフトバンク ×
(1社)
×
(一部)

(携帯通信)
1463円
(1500円)
ポート ×
(4社)

(マザーズ)

(就活サイト)
930円
(1480円)
自立制御システム
研究所
×
(4社)

(マザーズ)

(ドローン)
2830円
(3400円)

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