みなさんこんにちは。OKOMEです。 この記事では投資信託について一緒に見ていきましょう。
今なら毎月100円と簡単に始められる投資信託の積立もありますし、100万円を元手にすると30年で1600万円と16倍にすることも夢ではありません。
それではあなたと一緒に、投資信託について一緒に見ていきましょう。
この記事の内容
投資信託はみんなでお金を出す投資方法!
投資信託を略して投信、もしくはファンドと英語で呼ぶことが多い。
プロに任せることで、全く知識がない方でも安心して投資が始められます。
投資のプロである運用会社がいろいろな人からお金を託してもらって(信託)、その資金で様々な株や債券などに投資をします。
どういう株や債券に投資しているのかは、それぞれの投資信託の運用報告書で確認することができます。
投資信託では2つの利益がある
投資信託の利益には2種類あります。
- 投資信託の買った時と売るときの差額
- 分配金
景気には良いときと悪いときがあります。
どちらの利益も景気が良いときには利益が大きくなります。
しかし景気が悪いときに利益は小さくなってしまいます。
そのため長期投資をすることで、投資による確実なリターンを手に入れましょう。
それぞれ見ていきましょう。
基準価額の差額で儲けよう
投資信託では1日に1回価格が決まります。(例外あり)
この投資信託の価格を基準価額と言います。買ったときの基準価額と売るときの基準価額の差で儲けることができます。
分配金で儲けよう
投資信託では、出た利益を投資信託を買ったみんなに分配します。 このお金を分配金といいます。
株の配当金のようなもので、投資信託を売らずに分配金だけで利益を出すことができます。
もちろん投資信託自体に利益が出なければ分配金はありません。
再投資型投資信託を買おう!
1年後の10万円と、30年後の600万円。
あなたはどちらが良いでしょうか。
投資信託では、
- 分配金をそのままもらえる受取型
- 分配金を自動で再投資してくれる再投資型
の2つを選ぶことができます。
あなたが継続的な収入がある場合、再投資型投資信託を買いましょう。
再投資型投資信託では、30年後の600万円を狙いに行きます。投資資金を増やし、長期的に資産を増やしていきましょう。
投資信託には2つのコストがかかる。
投資信託には2つのコストがかかります。
- 売買手数料
- 信託報酬
それぞれ見ていきましょう。
売買するときにかかるコスト、売買手数料。
投資信託では、売り買いするときに売買手数料がかかります。
取り扱う会社や、投資信託によっても売買手数料が変わります。株取引と同じですね。
目安としては0.1パーセント程度です。
手数料を減らしたい場合、ノーロード型投資信託にするのがオススメです。
しかし長期投資の場合最終的なコストは、売買手数料はかかるが信託報酬が安い投資信託のほうがノーロード型でも高い信託報酬のかかる投資信託よりも高くなる。
そのためノーロード型だからといって必ずコストが高くなるとは限らない。
持っているとかかるコスト、信託報酬。
投資信託では、保有しているだけかかるコスト、信託報酬があります。海外の投資信託では名前が異なり、経費率といいますが意味は同じです。
なぜこの信託報酬がかかるのかというと、利益の取り分が関係しています。
投資信託は株を運用する利益を投資信託の所有者みんなで分配するため、その中に運用会社の取り分はありません。
そのため運用会社はこの信託報酬を取ることで、運用を続けています。運用会社の必要経費なのです。
目安としては年間0.2%~2%程度の信託報酬がかかります。
当然ですが信託報酬も投資家にとってはコストでしかないため、できるだけ信託報酬のかからない投資信託を選びましょう。
投資信託のメリット!
投資信託のメリットはこんな感じ。
- 少ない金額で始められる!
- リスクを減らせる分散投資が少ない金額でできる!
- 長期投資で複利効果が期待できる!
それでは見ていきましょう。
少ない金額で始められる!
投資信託は100円から始めることが可能です。100円からという最初の資金のハードルが低い投資方法は他にありません。
100円から投資ができるのがどれくらいすごいのか。それはトヨタの株価を使って説明しましょう。
ですが株には最低売買単位というが決められていて、100株ごとしか買うことができません。
つまりトヨタの株を買うのに最低でも65万6400円が必要になります。
一方でトヨタの株にも投資している投資信託、eMAXIS Slim国内株式(日経平均)なら、100円から買うことができます。
投資信託のほうが株式投資よりも始めやすいですね。
リスクを減らせる分散投資が少ない金額でできる!
投資にはリスクが付きもの。
なのでリスク軽減をするのが定石です。
リスク分散の一番オーソドックスな方法が、 分散投資というもの。
分散投資をすることで一つの株価が大きく下がっても、全体で見るとあまり大きな資産の減少にはならない。
分散投資は金がかかる。でも投資信託なら100円!?
投資信託では安く分散投資ができます。
通常分散投資というのには非常にお金がかかります。というのも分散投資というからには最低でも10社分くらいは株を持っておきたいところ。
さらに安定した大企業の株だけ分散投資しようとすると、1つの会社あたり50万円くらいするので、
分散投資をしようとすると本来は500万円くらい必要。 500万円なんて簡単には出せないですよね。
一方投資信託なら分散投資が100円から始められます。
みんなでお金を出し合いそのお金で様々なところ投資するので、投資信託はすでにシステムとして分散投資になっているのです。
運用方法にもよりますが、投資信託を運用する会社はどんなに少ない会社でも30社ほどの株を買います。
多いと日本の東証上場企業の約3500社の株を買っている投資信託や、世界で株が買える会社の98%の株を買っているという投資信託もあります。
長期投資で複利効果が期待できる!
投資信託だけでなく、投資にはすべて複利効果というものが期待できます。
これがタイトルにもあった放っておくだけで投資金額の16倍のヒケツ。
投資信託ではこの複利効果が期待しやすいのです。
複利効果ってどれくらいすごいの?単利の何倍も!
投資信託にはハイリターンハイリスク、ローリターンローリスクなど、様々なものがあります。
なのでここでは投資信託を含む株式投資全体の平均リターンである、日経平均株価を使ってみましょう。
もしeMAXIS Slim国内株式(日経平均)などの日経平均株価と連動する投資信託に投資していた場合、10年間の平均リターンは年9.70%。
日経平均についてはこちらからどうぞ。
ビジネスパーソンなら知っておくべき!日経平均株価ってなんだろう。これは過去の数字で、投資信託では必ずこうなるというわけではないですので注意してください。
好景気な2018年の今と比べると10年前の2008年は非常に景気が悪かったので、この景気の良い悪い差が高いリターンをもたらしています。
これを複利計算と単利計算で比較してみましょう。 投資金額は10万円です。
複利と単利を比較してみよう | ||
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副利の場合 | 単利の場合 | |
1年目 | 10万9700円 | 10万9700円 |
2年目 | 12万341円 | 11万9400円 |
3年目 | 13万2014円 | 12万9100円 |
5年目 | 15万8867円 | 14万8500円 |
10年目 | 25万2387円 | 19万7000円 |
20年目 | 63万6990円 | 29万4000円 |
30年目 | 160万円7677円 | 39万1000円 |
はい、というわけで複利と単利を比較すると、10年目で5万円、20年目では30万円、30年目ではなんと130万円とどんどん差が開いていってますね。
10年間の平均リターンなので、少なくとも10年前にこの投資信託に投資していた人は資産が2.5倍になっていたのです。
さらにこの高いリターンが続けば、30年後には160万円と16倍になります。
日本だけでなく、アメリカ版日経平均株価のようなS&P500という指標と基準価額が連動する投資信託でも9.7%の利益が出ています。
毎月どれくらい投資信託を買えばいいの?
もしあなたが30歳で、定年の65歳以降の老後資金を貯めるとしましょう。すると今の時代、年金除いて3000万円は欲しいところ。
すると毎月4万5000円を年間リターン3%の投資信託に積み立てていけば3000万円になる計算に。
そう考えると意外といけそうですよね。
もちろん毎月4万5000円は厳しい、という方もいらっしゃると思います。
でも今のうちに将来のために投資しておけば今後に余裕が生まれます。今後の人生を一気に豊かにするのではなく、確実に豊かにしていきましょう。
投資信託のデメリット。損する可能性がある。
投資信託では、最初に投資した額(元本といいます)を下回る可能性があります。
銀行に預金する場合、1000万円とその利子までが法律で保障されています。これをペイオフといいます。
ですが投資信託の場合には、利益が出る代わりに損する可能性もあります。
なので、投資は十分に生活できるお金を確保してから始めましょう。
目安としては生活費半年分です。今月の生活費に6をかけてみて、その金額分の貯金があったら始めましょう。
なんとなくある投資信託の怪しいイメージ。
なんとなく、投資信託って怪しいというか、変なものってイメージありますよね。
実際、投資信託を銀行から買った人の半分が損をしているという金融庁のデータもあります。
じゃあなんで損する人が多いかというと、
投資信託についてしっかり理解していないから。
銀行はバブルのときにお金をかなり貸しており、貸した先がバブル崩壊とともに一気に倒産しました。
そのため銀行はバブル崩壊後、お金の貸し出しにかなり及び腰なのです。
なのでたくさん預金している人には投資信託の話を持ち掛け、銀行はその手数料を貰うようにしています。
売買する時に手数料がもらえるので、しっかり投資信託について理解していない人にうまいこと言ってたくさん売買させようとするわけです。
じゃあどうすりゃいいのっていうと当然なのですが
- 手数料の高い投資信託を買わない
- 手数料の高い銀行からではなく、手数料の低いネット証券から買う
- 投資信託とはなにかをしっかりと理解する
損するかもしれないけれど、やらなきゃいけないことがある。
損するのは困るという意見は当然。
でもですよ。今銀行に預けてもその利子は三菱UFJやみずほ、三井住友やゆうちょといった多くの人がお金を預けている銀行は全部その利子は0.001%。
20代の貯金の中央値は30万円、30代の貯金の中央値は130万円。
なので平均的な20代は利息が年間3円。30代でも年間13円となります。
確かにリスクを減らしたいですが、銀行預金はちょっとリターンが少なすぎですよね。
投資信託であれば、リスクが低いと金融庁が決めた投資信託でも年間の利益は3%程度のものもあります。
3%って一見少ないですけど、何年も積み立てたら福利効果で非常に大きな額になります。
投資信託は大きなひと儲けをするためのものではありません。
投資信託は資産を少しずつ増やしていき、生活に余裕を持たせるものです。