IPO株への投資は、非常に利益が出やすいなどメリットがたくさん。しかしIPOを買える人は抽選で選ばれるため、当選しなければIPO株へ投資することはできません
この記事ではIPOの当選確率を上げる方法と、それにあったオススメの証券会社について解説しています。
この記事の内容
IPOに当たる確率を上げるためには2つのことだけをすればよい!
IPO株を買うには以下の2つのことをしましょう。この2つをするだけで、IPOに当たる確率を大幅に上げることができます。
- 主幹事証券から買う
- 複数の口座から申し込む
IPOの当選確率を上げる方法その1、主幹事証券から買う
IPOの当選確率を上げるには、主幹事証券から買いましょう。
上場の手伝いをする証券会社を幹事証券という。幹事証券は手伝いをする代わりに、IPO株を投資家に売り出すことができる。
幹事証券の中で中心的な役割を果たすことで、ほかの幹事証券の何倍もの株を売り出せる証券会社を主幹事証券という。
幹事証券が売り出せるのは売り出す株のうちの2%程度。
一方主幹事証券は全体の80%ほどの株を売り出すことができます。
幹事と主幹事で、どちらのほうが当選確率が高いかといえば当然景品の数が多い主幹事ですよね。
当たる確率を上げるために、必ず主幹事証券から買いましょう。
IPOの当選確率を上げる方法その2、複数の口座から申し込む
IPOの当選確率を上げるためには、主幹事を含む複数の証券口座から申し込みましょう。
IPOの申し込みは証券口座1つにつき1回行えます。
IPO投資を行っている方は、証券口座を5つ以上持っている方がほとんど。
当然できるだけ多くの証券口座から申し込むほうが当選確率は上がるからです。
当たる確率を上げるために、必ず主幹事証券を含めた複数の証券口座から申し込みましょう。
どこに作ればいいの!?オススメ証券会社はこれだ!
ではIPOに当選確率を上げるために、
- どの会社が主幹事を務めることが多いのか
- 幹事証券を務める会社が多いのはどこか
を、ネット証券に絞ってみていきましょう。
なぜネット証券に絞るかの理由は以下の3つ。
- 手続きが楽
- 手数料が安い
- 面倒な営業がない
最も主幹事を務めたのはSMBC日興証券!
去年2018年のIPOは90社あり、そのうちの25社の主幹事証券を務めたSMBC日興証券がネット証券ではトップでした。
SMBC日興証券!
去年のIPO主幹事を務めた数の多さでまとめたものが以下のランキングです。主幹事を務められるネット証券は数が少ないので、2社しかありませんでした。
順位 | 証券会社名 | 主幹事を務めた数 | 手数料(10万円、税込) | リンク |
---|---|---|---|---|
1位 | SMBC日興証券 | 25社(90社中) | 137円 | |
2位 | SBI証券 | 12社(90社中) | 90円 |
最も取り扱いがあったのはSBI証券!
去年2018年のIPOは90社あり、そのうちの85社を売り出したSBI証券がネット証券ではトップでした。
SBI証券
また幹事証券から売り出す一部の株を分けてもらう裏幹事証券というものがあり、そちらからもIPOに申し込むことができます。
そのため幹事証券だけでなく、すべてのIPOに申し込むことができる証券会社をまとめました。
またその中から、半分以上を取り扱った証券会社をまとめてみました。岡三オンラインは44社とかなり近い水準でしたので加えています。
順位 | 証券会社名 | 取り扱い数 | 手数料(取引額10万円、税込) | リンク |
---|---|---|---|---|
1位 | SBI証券 | 85社(90社中) | 90円 | |
2位 | SMBC日興証券 | 65社 | 137円 | |
3位 | マネックス証券 | 49社 | 100円 | |
4位 | 岡三オンライン証券 | 44社 | 0円 |
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