損切りは必ずしよう!
損切りは損失が最小限になるように食い止めること!
みなさんこんにちは。
株をする際には損切りを必ずしましょう。
損切りをすることで、あなたの大切なお金が減るのを最小限に抑えることができます。
この記事の内容
1.損切りとは
損切り。
その名の通り、損を切ることです。
すでに損をしていて、その損が大きくなるのを食い止めるために、株を売ることを指します。
損切りのほかに、ロスカット、ロスカ、ストップロスなどとも呼ばれますが、意味は同じです。
手順としては株価が下がってきたら証券口座で売り注文すればよいだけです。
2.なぜ損切りをしなくちゃいけないの?
損切りをしなくちゃいけない理由。
それは値下がりをした株は上がることはないからです。
100パーセントではないのですが、ほとんど100パーセントといっていい確率で上がることはありません。
失敗した会社を見るようで少し心苦しいですが、これもみなさんのため。
損切りについての例を見ていきましょう。
損切りをしたほうがいいという例その1:窪田製薬ホールディングス
こちらは2017年にマザーズに上場した窪田製薬ホールディングスの株価です。
上場してすぐ大塚製薬という大きな製薬会社との開発提携をうちきられてしまったのが原因で、株価が右肩下がりです。
フォローしておくと窪田製薬ホールディングスは目の病気を治す新技術を開発し医療品、医療機器を扱っている会社です。非常に社会に役立っている会社だと思います。
しかしこういった新技術を生み出そうとする会社はどうしても投資家は好みません。研究開発はなかなか花開くかどうか予測できないからです。
もし 窪田製薬ホールディングスの会社の株を買った場合、損切をしないと大変なことになります。
2017年では一株1000円に対し今では350円ほど。
この会社の株を100株買っていたと仮定して、
6万5000円のマイナスです。
投資額10万で6万5000円のマイナス、これは痛い。
損切りをしたほうがいいという例その2:Jトラスト
こちらは東証二部上場のJトラストという会社です。
株価の動きを見てもらうとわかるのですが、2013年1月をすぎたあたりで一気に上がったあと、株価は下がって停滞しています。
4000円を超えた時には「やった!」と思うでしょうが、「もっと上がるかもしれない」というのも人情というもの。
最高のタイミングを逃してしまい、この後ずるずると下がったので完全に株を売るタイミングを逃しています。
この最高潮の4000円でこの株を100株買っていたらどうなるでしょう?
現在1株864円なのでそうするとなんと31万3600円もの損失が出たことになります。
40万投資して30万損したとなれば、75パーセントの損失。こんな損失、泡もふきますし会社も休みます。
3.損切りをするためには?
損切りのおそろしさがわかったところで、どうすればいいのかについてお教えしましょう。
といっても単純な話。
持っておけば元に戻るかも・・・
をなくせばよいのです。
基本的にみんな自分が損したということを認めたくないです。
それはみんな同じ。
ということは自分が率先して自分が損したと認めて動ければ、結果的にみんなより素早い行動ができます。
素早い行動ができれば、損切りをするスピードも速くなります。
損切りを知ってあなたの大切な資産を守ってください。
株は悪いものではありません。
しっかり理解し、まずいときはまずいと思い、よいときはよいと素直に思えればそれだけで成功できます。
ぜひ自分の失敗を認めてあげて下さい。
そうするだけでちょっとだけ早く行動ができるようになりますよ。