改元効果で株価があがる銘柄は?注目銘柄をピックアップ!

新元号が「令和」となることが発表されました。元号が変わることで株価が上がる会社(=儲かる会社)はどんな会社なのか見ていきたいと思います。

新元号関連銘柄① 印刷関連

改元に伴い様々な書類などの更新が予想されます。そこで忙しくなるのが印刷業界!その中でも注目の4銘柄を紹介します。

野崎印刷紙業(7919)

商業印刷や包装資材、カレンダー、ラベル印刷等を手掛ける大手の印刷会社。生前退位が発表された2年前から株価は上昇しています。

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図書印刷(1913)

書籍や雑誌など出版印刷を軸とする会社。教科書の印刷も扱っており、改元に伴う教科書更新が活発になれば需要は大いに高まりそうです。

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日本金銭機械(6418)

印刷は紙だけに限りません。硬貨や紙幣にも元号は刻印されています。その変更に伴い需要が高まると予想されるのが貨幣処理機メーカーの日本金銭機械です。

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ナカバヤシ(7987)

情報通信や保険等の個人情報を含む書類を扱う業界に定着している「封筒一体型印刷物」や、窓付き、ミシン目入りなどの加工付き封筒などの製造を行う印刷会社です。

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新元号関連銘柄② ITシステム関連

行政システムや会計・給与など日付の関連するシステムは一般の企業でも多く用いられています。そこでシステムの改修特需で注目されるのがIT・ソフトウェア業界です。

システナ(2317)

業務・組み込みソフト開発を手掛ける独立系SIの会社。

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オービックビジネスコンサルタント(4733)

中小企業向けERPパッケージ「奉行シリーズ」を手がけるソフトウェア会社です。

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カワセコンピュータサプライ(7851)

請求書の印字・発送などの委託を手掛ける会社。改元に伴いビジネスフォーム受注の増加が期待されます。

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新元号関連銘柄③ 旅行関連

新天皇即位に伴い今年のGWは10連休に。元号に直接影響は受けなくても連休が多くなることで恩恵を受けるのが旅行業界です。

エイチ・アイ・エス(9603)

海外・国内の自社パッケージツアーなどの商品を取り扱う旅行会社。2019年1月時点でGWのハワイツアーの平均単価は前年比2割増しになるほど人気が高まっているようです。

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KNT-CTホールディングス(9426)

2013年に近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが統合した大手旅行会社。国内旅行と団体向けのプランに強みを発揮しています。

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日本空港ビルデング(9706)

羽田空港国内・国際ターミナルビルを運営する会社。物販・飲食店の直営やチェックインカウンターの賃貸など幅広く事業を展開しています。

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旅工房(6548)

旅のコンシェルジュがニーズに合う計画をプランニングしてくれるなどカスタマイズ可能なオンラインのパッケージ旅行を企画・販売する旅行会社です。

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新元号関連銘柄④ 記念イベント関連

新時代の幕開けに伴いあやかり婚ブームが予想されます。その効果で熱くなるのがブライダル業界。さらに各地で改元記念イベントも予想され、イベント会場の空間づくりを担うディスプレイ業界も特需景気になるでしょう。

テイクアンドギヴ・ニーズ(4331)

直営挙式場やレストラン、ホテル等での婚礼受託、ホテル事業も手掛けるブライダルの大手企業です。

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IBJ(6071)

結婚相談所・婚活サイトの運営、パーティーのセッティングなど婚活ビジネスを広く手がける会社。婚活ビジネス以外にも賃貸物件・エステサロン検索サイトの運営なども行なっています。

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乃村工藝社(9716)

明治創業の大手ディスプレイ会社。改元に沸き全国で開かれるであろう祝賀イベントの恩恵を大いに受ける会社といえます。

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丹青社(9743)

乃村工藝社と並ぶ、日本のディスプレイ業界の二大業者のひとつであり、イベントはもちろん商業施設やホテル、博物館など全国の空間づくりを手掛ける大手会社です。

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新元号関連銘柄まとめ

新元号関連銘柄というと印刷業界に注目が集まりがちですが、今回紹介したシステム業界、旅行業界、ブライダル業界など幅広い分野に影響がおよびます。

改元特需はそうあることではないですし、特に生前退位でお祝いムードの今回は前例よりも景気の上昇が見込まれます。

改元は5月1日。関連銘柄を買うなら今がラストチャンスかもしれませんよ。