貯蓄預金はもう古かった！「投資」だから守れる自分たちの将来

投資への偏見は自滅への第一歩！？

最近「投資」っていう言葉を聞いたり目にしたりする事が本当に多くなった。
やれ、あそこの投資先は利回りが高いやら、銀行に預けたって金利が低く、そんな利息意味がないやら。

もう、初心者からしたら何のことやら。

結局、投資をする理由って資金力のある金持ちが、もっとたくさんお金が欲しいとか、楽してお金を稼ぎたいと思う人がやるものだろう？
流行りか何か知らないが、私は定期貯金だってしているし、そんな世間の煽りには流されないさ。

…と、少しカッコつけてみたそんな時、驚きのニュースが飛び込んできた。

何と金融庁が人生100年時代に向け、年金など公助の限界を認め国民に「自分で何とかしてね！」と呼びかけてるというのだ。

つまり私たちの将来の安定に対して国に期待しないでと、さじを投げたのだ…

※年金の財政検証：2014 年検証結果と今後の課題　出典

確かに平均寿命が延びても少子化などで私たちの年金が維持出来ないとは聞いてはいたけれども、面と向かって「無理です！」と言われると不安は倍増する。

20年後には1人、4万5千円の年金…これは本当に自分でどうにかしないと将来とんでもない事になりそうだ。
でも、その為に初心者の私が投資に手だをしていいものか…

世間が投資に対するイメージとは！？

投資の未経験者はどう思っているのか少し調べてみたら、実際に世間の声も不安で溢れているようだ。

※20～40代の投資未経験者お金や投資に対する意識調査

将来のお金に困るとほとんどの人が思っていて何とかしたくても、やはり投資への意識調査では多くの人が素人では難しいと感じていた。

80％以上が将来に不安を感じて仕事以外で収入を得たいとほぼ全員が思っていたが、それでも投資を始められない理由は、まさに私と全く同じ不安だった。

※SMBC日興証券株式会社「投資の始め方」に関する意識調査　出典

こんな時代で年金だって期待出来ないし、将来の不安は心の片隅にずっと持ち続けていたけど、強がって顔に出さないように「投資は別に」と興味がないフリをしているだけ。

投資に惹かれていてはいるけど、一歩踏み出す勇気をもっていないだけなんだ！

もちろん、世の中には投資で稼いでいる人たちがいるのは知っている。
でもそれは元々資金力があって投資にも詳しくて上手く運用できる、自分とは異なるごく一部の人種だけだと本当に思っていた。

昨日、高校時代のサッカー部の連中と久しぶりに会ったあの時までは…

素人が投資で失敗する考えは時代遅れ！？

先日、約4年ぶりに行きつけの焼き鳥屋で乾杯する私と3人の同級生。
高校時代は夢の国立を目指し、毎日汗を流し練習に励んでいたのが懐かしい。
※毎年2回戦負けだった記憶はもうない。

私は久しぶりにあった仲間に、生まれたばかりの可愛い娘の写真を見せていると、当時点取り屋だったモテ男の持田がこんな事を言ってきた。

持田「山内、今日俺が奢ってあげようか」

私「あ、そう？ありがとう」

持田「いやいや、もっと喜べよ！というか理由を聞けよ」

数秒の沈黙の後、誰も何も言っていないのに持田が語りだした。

持田「俺去年からさIPO投資ってやってるんだよね。簡単に言うとさ上場が決まってる会社の株を買っておいて、上場したら売る投資なんだけど、これって初心者でも簡単に利益を出しやすい方法で同僚に誘われてやったら、初めてで70万も儲けたわけ」

【IPO　※上場する前に株を手に入れて上場日に売る株取引】

2018年に持田がIPOで買った株で合計72万6千円も儲けていた…

持田「まぁ好みの株を買うのにまずは抽選があって、それに当たらないと買えないから 運があるんだろうなー俺。今年は最低でも100万以上は稼ぎたいね」

まさかあの持田が投資をやっているなんて想像もしていなかった。
昔は、「今が良けりゃそれでいい！」とか言ってた奴なのに…

？？？「僕も最初は怖かったけど投資を始めて本当に良かったと思っているよ」

このゆったりとした口調の主はまさか…小林！

利益だけじゃなかった！？投資で普段の生活にもゆとりが！

大人だ…あのどこか頼りない2代目社長の小林が確実に私より一歩先を歩いている。

小林「配当金だって良いし、やっぱり優待券って結構と嬉しいんだよね。
配当とは別にお食事券やサービス券ももらえたりするし、僕は家族も多いし大型スーパーで買い物も良くするからイオンの株も持っていて3％のキャッシュバックもあるし、本当に助かっているよ」

（今日は久々に気持ちよくお酒を飲むだけのはずなのに、何だこの置いてけぼり感は…凄い不安になるんですけど！）

ただ、ここにはさっきから黙ってつくねとネギマを交互に食べているもう一人の男。あの森田がいる！
一人ぼっちにならなくて良かった。

投資を恐れて将来が不安だったのは私一人だけだった…

私「まぁ、投資とかも大事だけどさ、とりあえず今の生活でも満足してるよな？森田」

私の問いかけに、ずっと黙っていた森田がゆっくりと視線を全員に向けた。

はい。衝撃の一言。
って事は私ヤバイって事ですか…

私「でも、ちゃんと将来の為に普通預金は金利は0.01％位で意味ないから、同じ預けるならと思って定期預金だってしてるしさ」

森田「山内、ニュースでもやってたろ？国に頼る事も出来ないし将来の生活を守るのは自分たちでやるしかないんだよ！例えばだけど…山内はいくら定期預金してるの」

私「住宅ローンを組んだ時に金利の優遇で0.86％になったし100万円預けてるよ」

森田「って事は20年間預けても、たった17万位の利益って事だろ」

私「…まぁ」

森田「嘘じゃないさ。山内は他に投資とか何も人生設計みたいなのは立ててないの？」

私「まぁ、投資とか興味はあるけど、やっぱり素人が簡単に手を出しちゃうと失敗しちゃうんじゃないかとかさ、色々あるでしょ」

森田「これからは、生まれた娘さんの学費だけでもかなりかかってくるんだぞ」

※Rakuten　楽天の保険比較　出典

森田「もちろん、他にも子育てにかかる費用や生活にかかる費用も…」

私「考えるだけで恐ろしいな」

森田「それに山内だって、その後も自分たちの生活もあるのに、年金だって期待出来ないしちゃんと考えた方がいいぞ！」

あの森田に投資をやっていないだけで、こんな説教されるのか。
そんな今の私は時代錯誤なのだろうか…

3人の目が私をジッと見つめている。

私「白状するよ！実は興味あったよ！本当はよく分からないし投資って言葉から逃げてただけですよ！すいません。森田さん教えてください！」

森田「2018年の1月に始まった積立NISAの一番の魅力は…
通常20％の税金を支払わなきゃいけないんだけど、年間40万円までの投資に対して20年間、非課税って事。つまりその分の税金は全て自分の利益になるんだ」

※横浜銀行「ふやしたお金に税金がかからない」おトクな制度　出典

私「国に対して利益になった分を全く払わなくていいの？」

森田「そう。まるっと山内のお金になる。それにやっぱり不安なのは損をしてしまうリスクだよね。そこもしっかりカバー出来てるから安心して投資が出来る」

私「投資にリスクって付き物でしょ？何でそのリスクをカバーできるの？」

森田「投資先を1つに集中しないで、バランス良く複数に分けて運用するからだよ」

※緑枠「【新興国株式型】投資額1万円」　赤枠【国内株式型】投資額1万円　青枠【先進国株式型】投資額1万円

森田「さらに運用できる投資信託は6000本以上あるんだけど、その中で金融庁が限定した選ばれし約160本の投資信託しか選べないんだ」

森田「投資のプロが俺たちの代わりに、安定した投資先を複数でバランスよく運用してくれるからリスクヘッジ出来るんだ」

私「でもやっぱり投資って資金を持ってないとダメだろう？正直そこまで余裕がある訳じゃないんだよね」

森田「山内、俺の話聞いてた？」

私「なるほど」

そうだったのか…いつの間にか私や投資未経験の多くの人たちがが抱いていた投資を始められない理由は解消されていたんだ。

森田「もう、俺たちの老後の生活を国に任せて負んぶに抱っこ何て令和の時代では絶対無理だからね。
これから年取って10年後、20年後は今よりも働けなくなるのにお金は変わらず必要になってくる。老後だっていくらかかるか知ってる？」

私「いや…知りません」

意外とかかる65歳からの生活資金！

※画像例

参考：https://www.nomu.com/loan/lifeplan/k_afterretiret_01.html

※総務省　家計調査年報　平成28年　出典

森田「さっきのニュースで金融庁が発表したのは、例えば65歳で定年退職したとして、その後20年を普通に生活をしようとしたら、現状でも1300万～2000万が必要になりますよって言われてるんだよ。だから少額でもいいから資産形成を今のうちにしといて下さいってさ」

私「に、2000万！」

森田「それまでにできる貯金、そして今の定期預金100万と利息を合わせた117万じゃ到底暮らせないよ？」

私「確かに…お先真っ暗だ」

森田「そう。だけどもし積立NISAで月3万円の投資を早くからやっていれば20年後には…」

カブドットコム証券　つみたてNISAかんたんシミュレーション　出典

森田「1500万以上貯える事が出来るんだ。まだ先の話っていっても20数年後にはこうなるんだぞ。働けてる今だからこそ、早く投資を始めてないとダメなんだよ」

投資を始めるか迷っている間にあなたの将来が劇的に変わってしまう…

持田がやってるIPO投資、小林の株主優待、そして森田がしっかりと将来の事を考えて始めた積立NISA。
どの投資方法も、誰もが気軽に始められるものばかり。投資って言葉に、勝手な食わず嫌いで自ら遠ざけていただけだった。

これまでは、老後のお金は国や保証で用意していたけど、それはもう難しい。
これからの時代は自分の資産形成は自分でやるしかないし、誰にも頼れないんだ。

その方法は貯金ではなく、投資で行う時代！

まず、未経験の私がするべき事！

私「投資、始めるよ。お前たちと今日話して自分の考え方が本当甘かったって認めるよ。
例えば積立NISAを始めるには、とりあえず何をしたらいいのかな？」

森田「まずは商品数が多いネット証券だと有利に資産運用出来るから、ネット証券の口座を開設する必要があるな。通常の口座を開設した時にNISA口座も開設出来るから同時に申し込めるよ。あ、もちろんその為のお金とかは一切かからないからね」

そして私は、その飲み会を終え2次会のカラオケに行く3人を見送って一目散に自宅へ戻った。

まずは行動！迷っているだけでは後悔するだけ！

妻の「おかえり」という声と、可愛い寝顔でグッスリと愛娘は寝ていたが、この幸せな家族や自分を守れるのは、他の誰でもなく自分自身なんだと強く思った夜だった。

そして、さっそくパソコンを立ち上げ、積立NISAで投資する為に必要な口座開設をすぐにしてみた。そして10年後の私は、きっと今の私にこう言うだろう。

「おい！何でそんな簡単に投資出来るのにもっと早くやってくれなかったんだよ！」…と。