これだけ抑えればOK!積立NISAで1200万円稼ぐ方法とは?

NISAに最適な証券会社を検索

 

積立NISAとは?

年間40万円までの投資に対する税金が20年間非課税になる制度です。 年間40万円が20年間なので、合計800万円の投資を非課税で行えます。

通常の株式投資を行う場合利益の20%の税金を支払わなければなりませんが、この仕組みを使えば20%の税金を支払うことなく効率的な投資を行うことが出来ます。 非常にお得に資産運用できますが、2018年1月に始まったばかりなので知らない人も多くいるようです。

個人投資家が稼げない理由

知識のない投資の素人が株式投資で稼ぐのは決して簡単なことではありません。 実際、80%の投資家は株式投資で損をしていると言われています。 株価の動きは、上昇するか下落するかの2通りしかありません。 なぜ個人投資家は80%も負けてしまうのでしょうか?

下がった時に売って、上がった時に買う個人投資家

投資は安い時に買って、高い時に売るのが基本です。 しかし多くの投資家は、株価が下落し自分の資産が減るとパニックになって売り、株価が上昇すると利益確定を急いで売ってしまいます。結果、高い時に買って安い時に売るという全く真逆の行動をしてしまうのです。

長く続けることが出来ない

積立投資を始めた投資家の約4割が1年以内に積立投資を辞めてしまっています。 株価は企業の成長に応じて変化します。企業が稼ぐ利益が大きくなれば上がり、少なくなれば下がるのが基本です。しかし短期的には「企業の業績」以外の様々な外的要因(「政治状況」や「為替」「金融政策」など)に左右されてしまいます。

その結果、企業活動が好調で多くの利益を稼ぎ出している状況であっても株価が下がることがあります。 成長を続ける企業に投資をすることが出来ても、すぐに資金を引き揚げてしまっては利益を出すことはできません。

リスクの分散が出来ていない

資産運用では1つの投資先に資金を集中させず、複数の投資先に資金を分配させることでリスクを減らしていくことが基本です。プロの投資家であっても株価の値動きを完全に予想することは非常に難しく、半分以上の投資家が市場の平均に勝てないというデータがあります。

1200万円の利益を出す方法

1200万円の利益を出す方法は非常にシンプルです。市場平均に長期で積立投資を続けるだけです。本当にそれだけで利益を上げることが出来るのでしょうか? S&P500というアメリカの代表的な株価指数をみてみましょう。

<指数> 20年間の平均リターンは8.19%です。積立NISAの上限年間40万円になるように毎月3万3333円の積み立てを20年間行った場合、投資総額799万9992円が20年後に2010万3931円になります。 約1200万円の運用益がでる計算です。

 

\購入時&解約時手数料0円!/

抑えるべきたった3つのポイント

理論上、市場平均に積立投資を続ければ利益を出すことが出来ますが、この投資を実践する上でも抑えておくべきポイントがあります。

低コストの投資信託を選ぶ

積立NISAでは基本的に「投資信託」への投資を行いますが、投資信託の運用には「信託報酬」と呼ばれるコストが毎年かかります。市場平均に連動するように構成されたインデックス投信は「信託報酬」が比較的低いですが、様々な種類があるので、よりコストの安い投資信託を選びましょう。

手数料のかからない口座を選ぶ

積立NISAの口座は開設費、維持費が一切かかりません。 ただし開設する口座によって売買手数料がかかる場合があります。 銀行や総合証券ではなくネット証券を選べば、売買手数料も0円で取引が出来ます。

商品数が多い口座を選ぶ

開設する口座によって取扱う投資商品が大きく変わります。 ネット証券であれば「100以上」の商品の中から投資先を選べます。 よりコストの安い投資信託を選ぶことが出来ます。

積立NISAを使わないと・・・

通常の株取引では利益に20%の税金がかかってしまいます。 「通常口座」で同じように資産運用を行った場合の利益は下記です。 1200万円×0.8=960万円 全く同じ投資をしていても開設する口座が異なるだけで「240万円」も利益に差が出てしまいます。

積立NISAの注意点

  • 再投資分も「新規買い付け」に見なされる
  • 非課税枠の持越しは出来ない

再投資分も「新規買い付け」に見なされる

投資信託では利益に応じて分配金が出る場合があります。積立投資は受け取った分配金を再投資に回すことで利益を雪だるま式に増やしていく方法なので、分配金が出る場合「再投資」は必須です。投資信託によっては「分配金なし」を選ぶことが出来ます。分配金なしの場合、分配金を100%再投資するのと同じ効果を得ることが出来るため、「分配金なし」の投資信託を選ぶと良いでしょう。

非課税枠の持越しは出来ない

1年間の購入額が上限40万円と決められていますが、仮に年間10万円しか投資を行わなかった場合であっても、翌年の非課税枠は40万円のままです。非課税枠を翌年以降に持ち越すことが出来ないので注意が必要です。

積立NISAを始めるには?

積立NISAは手数料が安く、商品数の多いネット証券で開設するとより有利に資産運用が出来ます。ネット証券で積立NISAを始めるには、総合口座の開設が必要です。 まだ証券口座を持っていない場合は、通常口座の開設をしましょう。通常口座を開設する場合でも「開設料」「維持費」は一切かからないのでご安心ください。 通常口座の申し込みの際に「NISA口座の開設」も同時に申し込むことが出来ます。

口座選びのポイントは還元率

積立NISAは長期で資金を積立てていくため長く続ければ続けるほど、運用金額も大きくなります。ネット証券では投資信託の運用金額に応じて現金と交換できるポイント還元が受けられますが、証券会社によって還元率が大きく異なってきます。 積立投資では10~20年、証券会社と付き合っていくものなので、少しでも還元率の高い口座を選びましょう。 主要ネット証券のポイント還元率比較

証券会社 還元率
(年率)
詳細
カブドットコム証券 0.12% 公式
楽天証券 0.048% 公式
SBI証券 0.05% 公式

上の表をみるとカブドットコム証券が「楽天証券」「SBI証券」と比べ2倍以上還元率が高いことが分かります。 S&P500に20年間投資するシュミレーションでは、カブドットコム証券では16万円分のポイントを獲得できる計算になります。 カブドットコムではポイントが現金と交換できるので安心です。 詳しくはカブドットコム証券の公式ページで確認してください。

S&P500に投資する方法

1200万円の利益を出す積立投資の方法で例に挙げた「S&P500」は過去ずっと右肩上がりに成長しており、投資の神様ウォーレンバフェットが勧めていることでも注目されています。 「S&P500」に投資したい方向けに、積立NISAで購入する具体的な方法をご紹介します。 S&P500はアメリカの株価指数です。日本の投資家は、S&P500に連動する投資信託かETFを購入することで投資できます。

選ぶべきは投資信託

ETFの場合ドルで購入する必要があります。NISA口座であっても分配金に米国の税金がかかる場合があり投資初心者にとっては少しハードルが高いです。 一方、投資信託の最大のメリットは積立投資が出来る点にあります。分配金なしを選べば税金などを気にすることなくほったらかしで運用できます。ETFと比べ、信託報酬が高いことがデメリットでしたが、最近ではETFとほとんど変わらないほど信託報酬が低く抑えられた投資信託が続々と登場し、初心者が運用しやすい状況が整っています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選ぶべき理由とは?

S&P500に連動する投資信託はいくつかありますが、現状「eMAXIS Slim 米国株式」が一番良いです。投資信託を選ぶ際のポイントを2つ紹介するので、参考にして下さい

信託報酬が安い

信託報酬は毎年かかるコストです。信託報酬が高いと運用利益を圧迫してしまうので低いに越したことはありません。 S&P500に連動する投資信託をまとめた表が以下です。

投資信託名 委託会社 信託報酬
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際投信 0.16%
iFree S&P500インデックス 大和投信 0.225%
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド ブラックロック・ジャパン 0.375%
米国株式インデックス・ファンド ステート・ストリート
グローバル・アドバイザーズ
0.45%

純資産総額が30億円以上

純資産総額とは?
「投資信託の価格(基準価格)」×「販売口数」の合計値です。 投資信託の人気がどれくらいなのか?を判断する目安となります。
この「純資産総額」の目安として30億円を下回ると「解約数」が多く効率的な運用を行えていない可能性があります。あまりに解約が多く純資産総額が少なくなってしまうと「早期償還」といって投資信託を解散して、運用資金を強制的に返還されてしまうこともあります。 「eMAXIS Slim 米国株式」の場合純資産総額は順調に成長し2019年3月現在141億円を超えています。「純資産総額」の面から考えても投資対象として問題なさそうです。今後純資産総額が500億円を超える信託報酬が0.16%から0.155%にさらに安くなります。(1000億円を超えると0.15%まで下がります。)

eMAXIS Slim 米国株式を購入できる証券会社

ネット証券のNISA口座で購入すると、主要なネット証券口座ではどこでも手数料0円で購入できます。ただしポイントの還元率には差が出るので、より還元率の高い証券会社を選びましょう。

証券会社 還元率
(年率)
詳細
カブドットコム証券 0.12% 公式
楽天証券 0.048% 公式
SBI証券 0.05% 公式

運転免許証はお持ちですか?

小額での投資を希望しますか?

投資期間は?

海外株式の投資を希望しますか?

夜間取引を希望しますか?